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ペンス来日:アジア太平洋「綱引き」の打ち合わせ

経済ニュース
11月13日、安倍晋三首相は来日中のアメリカ・ペンス副大統領と会談しました。
首相官邸サイトより:編集部
13日からシンガポールでASEAN関連会議が、18日などにはパプアニューギニアではAPECが開かれますが、日米が臨む前にすり合わせるための来日でした。
(参考)
ASEAN
APEC
それだけアメリカが同盟国の日本を重視しているわけですが、今回、決まったことはアジア太平洋地域にアメリカが600億ドル、日本は100億ドルで合計700億ドルを投融資していこうということです。
日本円で8兆円を超える巨額投資になりますが、アメリカ産の液化天然ガスの輸出先としてアジア太平洋地区での受入れのためのインフラ整備や火力発電所の整備などを行うそうです。
この方針をASEANやAPECで日米が表明して各国に賛同を呼びかけていくということになりそうです。
すでにオーストラリアは賛意を示していますが、ASEANなどではある意味の“綱引き”が行われます。
その相手は中国です。
中国はユーラシア大陸を横断してヨーロッパまで抜ける一大経済圏「一帯一路」構想を進めています。
また南シナ海の領有権で争っている島を次々と押さえて軍事拠点化してもいます。
これに対抗するためにアジア太平洋を重視するのが今回の日米の方針です。
一帯一路構想には発展途上国が多く賛同しています。
自国に投資してほしい、お金が欲しいというこ

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