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生活者の期待が最も高い2028年の社会は「電気・水素自動車の普及した社会」

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前回は生活者に「(理想も含めて)10年後はこんな社会になっているかも」という設問(60項目)それぞれに「なっていてほしいと思うか(希望)」「なっていると思うか(実現性)」を答えていただいた、「10年後になっていてほしい社会、なっていると考える社会」の上位ランキングを見てみました。今回は、より詳しくランキング内容を探っていきます。

質問した60項目を、「なっていてほしい項目」を横軸、「なっていると考える項目」を縦軸にプロットし、散布図として描いたのが図表1です。おおむね正の相関ではありますが、だいぶ下側に偏っていることがうかがえます。「なっている(上側)」と考える項目も一定程度はありますが、設問の多くは実現は難しいのではと考えられていることが理解できます。


詳しい項目ごとの分布は以降の図表で確認できます。


この散布図に縦・横軸の平均を出し、図を四つの象限に分けました。それぞれ図表2のように整理できます。



図表3は①10年後に「なってほしい、かつ、なっていると考える社会」です。生活者が望み、かつ実現度が高いと考えている項目がこの象限にプロットされています。ここにフィーチャーされたのは、全60項目のうち14項目です。

この中で、「なってほしい(希望)」も「なっている(実現)」も高いと考えられているのは主にテクノロジー関係です。「自

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