日本能率協会総合研究所は11月9日、国内のQRコード決済市場が2023年度に8兆円に拡大するとの推計値を公表した。
QRコード決済サービスへの新規参入が相次いでいるほか、政府がキャッシュレス決済を推進していることから、市場規模が急速に拡大すると予想している。
国内のQRコード決済市場を調査し、2017年度から2023年度までの市場規模を推計した。
QRコード決済市場が2023年度に8兆円に拡大すると予測
現在の国内の小売市場規模約140兆円をベースに計算すると、2023年度にはQRコード決済の比率は小売市場全体の約5.7%になる。
日本能率協会総合研究所はQRコード決済の市場概況について、次のようにまとめている。
2023年の国内のQRコード決済市場は約8兆円
中国を中心とした訪日外国人対応により導入店が増加
2020年の東京五輪によるインバウンド需要、政府のキャッシュレス推進方針が市場を後押し
Origamiのほか、LINEや楽天、NTTドコモといった大規模企業が参入
2018年はNTTドコモ、Amazon、ソフトバンクなどが参入
スマホを使ったQRコード・バーコード決済は楽天の「楽天ペイ」やOrigamiの「Origami Pay」、LINEの「LINE Pay」などのほか、2018年にはNTTドコモの「d払い」、アマゾンジャパンの「Amazon Pay
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