1日で約6兆円の取扱高を生んだ中国EC大手2社アリババ+JD.comの「独身の日」まとめ
ネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)が行われた中国で、中国EC最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)と「JD.com」運営の中国直販EC最大手「京東集団」の取扱高(GMV)は、2社合計で3732億元(日本円で5兆9712億円、1元16円換算)だった。伸び率は前年実績比26.3%増。
アリババ、京東集団ともに2ケタ台の成長率
アリババグループと「JD.com」を運営する京東集団の「独身の日」における取扱高推移(画像は公開資料、提供情報を元に編集部が作成)
日本の小売業でいえばセブン&アイ・ホールディングスの2018年2月期連結売上高が6兆378億円。アリババグループ、京東集団の2社合算の取扱高は1日でセブン&アイ・ホールディングスの年間売上に匹敵する規模。
アリババグループの取扱高は、過去最高となる2135億元(日本円で3兆4160億円、1元16円換算)を記録した。伸び率は前年実績比26.9%増。
日本のEC市場で取扱高トップである楽天の2017年度(2017年1~12月期)国内EC流通総額は3兆3912億円。「独身の日」1日で楽天の取扱高を上回る取引が行われた計算になる。
過去最高となる2135億元(日本円で3兆4160億円、1元16円換算)を記録した(画像はアリババ運営の『Alizila』からキャプチャ)
一方、中
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