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TC Tokyo:2018年は旅行サービス元年だったのか、旅領域のキーパーソンに聞く

写真左より、BANK代表取締役の光本勇介氏、Hotspring代表取締役の有川鴻哉氏
スタートアップ界隈の人に「2018年はどんな年だった?」と聞けば、旅関連のサービスの盛り上がりを想起する人も多いことだろう。2018年5月には、キュレーションメディア「MERY」を運営していたペロリの創業メンバー有川鴻哉氏率いるHotspringが、旅領域における新サービスを発表した。「ズボラ旅 by こころから(以下、ズボラ旅)」と名付けられたその新サービスは、旅をしたい日付と出発地を伝えるだけで“外さない旅行プラン”を提案してくれるLINE@のチャットサービス。その名前の通り、旅のプランを考えることすらめんどくさいズボラな人でも気軽に利用できるサービスとして注目を集めた。
その約1ヶ月後の6月28日、即時買取サービス「CASH」が利用集中により公開後わずか16時間半で一時停止になるなど、スタートアップ業界に旋風を巻き起こしたBANKが旅行領域に参入すると発表。CASHの「与信を取らずに人を信じる」という概念を、高単価の旅行サービスにも適用できるか否かという壮大な社会実験が始まった。その新サービス「TRAVEL NOW」では、ユーザーはその時に手元にお金がなかったとしても、与信の手続きなしで後払いで旅行パッケージを購入できる。
それだけではない。日本のスタートアップ業界を

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