長らく噂されていた折りたたみスマートフォンの発表をほのめかしていたSamsungが、これを発表と呼べるのかどうか、折りたたみディスプレイ付き端末のプロトタイプを披露した。
「デバイス自身のサイズを大きくすることなく画面を大きくするにはどうすればよいだろうか?」とSamsungの幹部が壇上で問いかけた。
同社は折りたたみできるデバイス、”Infinity Flex Display”のプロトタイプを紹介した。真っ暗な部屋の中で幹部が披露したそのデバイスは、「フォームファクターを隠す」ために大きめのケースに入れられていた。外側には本体と比べて小さめの通常画面が置かれていたが、開くとそこには巨大な7.3インチディスプレイがあった。
折りたたみ画面が外側ではなく内側に置かれていたのには少々驚かされたが、画面の実際に折れ曲がる部分が端末の縁にならなくてすむ方が、ディスプレイの信頼性を高められるに違いない。
端末を開くと、動いていたアプリは前面ディスプレイからタブレットサイズのディスプレイへと移動する。Androidの最近のアップデートで初めて可能になった機能だ。
Google is adding Android support for foldable screens
この「イノベーション」を大きく謳ってはいるものの、Samsungはこのタイプのデバイスを発売
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