三重県志摩市の志摩市民病院の江角悠太院長と医療ベンチャーの幹部を務める大学のクラスメートが来松、ゆっくり意見交換した。
先輩医師が次から次に辞めて、最後の一人になった江角先生。気が付けば、全国最年少の公立病院の院長に。
医者として患者の治療に全力を尽くすだけでなく、後輩等を熱心にスカウト。非常勤ドクターを増やし、ついに常勤医を確保するまでになった。地域や行政との連携、看護師や理学療法士の確保にも余念がない。
(患者祭りの様子。写真提供:江角悠太氏)
院長には、医師としての技術だけでなく、
1)経営能力
2)ビジョンを示す力
3)多様な職種をまとめるチームビルディング能力
4)人材確保能力
5)地域や行政と連携する力
等が求められるが、今の医師養成課程では、これらを体系的に学ぶことはない。
江角先生の場合、学生時代にバーテンダーをしたことや、船で世界一周をしたこと等が思わぬ形で生きているというが、体系的に学べる仕組みや、経営面等で院長を支える右腕を育成する仕組みが必要ではないか。
もう少し知りたい!
●規模の拡大が質の向上に!原宿に日本最大級のリハビリテーション病院がオープン!
●『病院がトヨタを超える日』@北原国際病院(八王子市)
<井上貴至 プロフィール>
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年11月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル
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院長に求められること
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