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Zaifの仮想通貨流出事件、ホワイトハッカーらがハッカソンで発信元を推定

IT起業ニュース
元テックビューロ社が運営していた仮想通貨取引所「Zaif」で管理していた複数の仮想通貨(日本円で約67億円相当)が損失した2018年9月14日の事件に対する流出先追跡ハッカソンによって、取引トランザクションの発信者を推定することに成功しました。

ハッカソンは合同会社エルプラスの杉浦隆幸氏が企画。Japan Digital Design社がハッカソンの実施と会場およびクラウド環境を提供して2018年9月23、24日に行われました。
以降、流出した仮想通貨のトランザクションの発信元の監視を実施したところ、2018年10月20日から流出した仮想通貨のうちモナコインについて移動が開始され、その結果、発信元を推定、その特徴を掴むことができたということです。

【関連URL】
・[リリース] 仮想通貨取引所Zaifから流出した仮想通貨の追跡について
蛇足:僕はこう思ったッス
その非中央集権的な構造網であるが故、一度流出事件が起こると制御不能になりがちな仮想通貨。しかし、網を張ることでその動きをキャッチアップできるというもの。さまざまなクラウド環境を駆使しているとのことだが、どれくらいの労力がかかるのか、また犯人の検挙などに至るのか、ホワイトハッカーの動向に注目したい。
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