世界のサンゴ礁は今でも、徐々に死滅が進行している。それは気候変動という現実を重苦しく想起させるが、しかしそれは、人間の努力によって押し戻すことも可能だ。環境保護活動家たちがそのために手に入れた新しいツールLarvalBot〔幼生ロボット〕は、老いたるサンゴを健康な新しいポリプ(polyps, 個虫)で置き換えていく努力を、大幅に加速する水中ロボットだ。
このロボットの原型は、2015年のプロトタイプCOTSbotで、サンゴの敵オニヒトデ(crown of thorns starfish, COTS)を自力で見つけて破壊する…それが名前の由来。それをその後クイーンズランド工科大学(QUT)のチームが改良し、そのサンゴ狩猟者を殺すロボットはRangerBotと呼ばれた。
しかし、侵略的なファウナを探してサンゴ礁を安全に航行しモニタするその同じシステムが、これらの消えゆくエコシステムをもっと直接に助けることができるのだ。
グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)のサンゴは毎年、クイーンズランド北部沖合の海を大量の卵子と精子で満たすという、一大イベントを展開する。サザンクロス大学の研究者たちは長年、それらの卵子と精子から新世代のサンゴを養殖する方法を研究していた。彼らは捕獲した卵子と精子を海に浮く囲いに隔離し、ほぼ一週間でサンゴの健康な赤ちゃんたちを孵化することに成功
スポンサーリンク
サンゴ礁を絶滅から救うロボットLarvalBotはサンゴの幼生を何百万も海中に散布する
最近の投稿
- Uber is building a fleet of gig workers to label data for AI models
- 関関同立に合格できるのに入りやすい「お得な中高一貫校」ランキング【全国45校・2025入試直前版】3位は清教学園、1位は? – わが子が伸びる中高一貫校&塾 2025年中学受験直前
- FTC finds that smart device makers fail to make clear how long their products will be supported
- 【人気特集】デロイトで暗躍する人事「秘密警察」の恐怖支配!過剰な連座制、異例の昇格見送り…「デロイト大学」構想の詳細も – 見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集
- 参加費1万円でも全国から農家500人が大集合!画期的農業イベント「超農祭」で豪農や企業が語った増産・輸出の秘策とは? – 儲かる農業2025 日本の夜明け
- 戦争が生んだ「船成り金」、内田信也“伝説”の真相 – The Legend Interview不朽
- 「ウケる企画」に絶対欠かせない、たった1つの条件とは? – YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方
- Russia-linked hackers exploited Firefox and Windows zero-day bugs in ‘widespread’ hacking campaign
- 次の狙いは「中東」?欧州鉄道メーカー最新事情 水素車両は一段落、目立つ新車の「納期遅れ」 | 海外 | 東洋経済オンライン
- This Mexican fintech isn’t too worried about Trump’s tariff threats
コメント