ZOZOの2018年4~9月期(中間期)における商品取扱高は、前年同期比18.0%増の1412億2100万円だった。「ZOZOTOWN」の自然成長や新規出店増加、ブランドクーポンの効果などにより、取扱高は2桁成長を続けている。
ただ、商品取扱高の増加率は前年同期(2017年4~9月)と比べて20.3ポイント下落。また、期初に設定した商品取扱高の計画は未達だった。
商品取扱高の推移(画像は中間期決算説明会資料からキャプチャ)
ZOZOは商品取扱高が計画未達だった主な要因として、プライベートブランド(PB)「ZOZO」と古着の「ZOZOUSED」の売り上げが伸び悩んだことをあげた。
PB事業は7~9月に15億円の売上高を計画していたが、発送実績は5億4000万円にとどまった。受注金額は15億4000万円だったものの、納期が遅延し売り上げが立たなかったという。特に、ビジネススーツの生産体制に不具合があり、出荷が最長3か月程度遅れている。PBの生産・出荷の遅れは年内に解消できるとしている。
購入者数や平均商品単価は?
2018年7~9月期時点での年間購入者数(過去1年以内に1回以上購入)は776万9546人。前年同期と比べて80万5560人増えた。
平均商品単価は3655円で前年同期比0.2%下落した。ただ、単価は下げ止まりの兆しが見えているとしている。
平均商品
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