米国では過去に、有害物質(メラミン)が混入された中国産ペットフードを食べた犬や猫が1千頭以上死亡した健康被害が起きたことから、人間が食べる食品と同様に、ペット向け食品の安全性を重視する風潮が高まっている。
その流れを受けて、日本でも平成21年に「ペットフード安全法」が制定されて、犬猫用のペットフードには原材料名や原産国名の表示が義務付けられるようになっている。しかし、原産国表示のルールには抜け道があり、製造の最終工程で加工や変更をした国を、原産国として記載して良いことになっている。たとえば、中国産の安い鳥肉を輸入して、それを日本で乾燥させたペット用ジャーキーは「日本産」と表示することができる。
Source: 起業3
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