外国人材受け入れ、党派を超えて国民的議論を — 松井 孝治
外国人材受け入れ拡大 意見集約持ち越し 自民部会で慎重論 #nhk_news https://t.co/RH9h9Wt6DM
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月26日
実家の旅館の人手不足の実態(特に夜間業務や早朝の朝食対応など)も聞いているので、産業界の切実な要望は理解しますが、この問題について、短期的な経済の論理だけで拙速に対応するのはとても危険です。
まずは、できれば、党派対立、労使対立を超えて、経済、社会、教育、医療、福祉、文化など多様な視点を糾合する国民会議的なものを作って議論するのが王道だと思います。
7月24日の関係閣僚会議で外国人材受け入れ方針を表明する安倍首相(官邸サイト:編集部)
一部の野党は、場合によっては右派と連携して、この問題で自民党内に楔を打ち込み、参院選の争点にしようとするかもしれませんが、この問題で党派的対立が激化し、社会的対立や分断を生むのは本当に危険です。このままだと野党は「移民反対」というレッテル貼りを政争の具にして、夏の選挙でプラカードを掲げて戦っている姿が目に浮かびます。
安倍政権にも問題があります。入国管理は、国別にきちんとした戦略を描きつつ厳格にコントロールする必要がありますし、同時に、教育や福祉、そして文化政策なども含めて、増加する外国人の方々を含めた社会包摂の方策を整備しないと、社会の分断、差別を助長す
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