「読みやすい準備書面の書き方を教えて欲しい」
Himalayaの音声配信で、弁護士1年目の人から相談を受けた。
「準備書面」というのは、民事訴訟で当方の主張を述べる書面のことなので、一般的に言えば「読みやすい書面の書き方」と言い換えることができる。
書面が読みやすいか否かは、読む相手が誰であるかによって異なる。
相手が小学生である場合と、学術論文のように読み手がプロである場合とでは、自ずと書き方が異なってくる。
「準備書面」を読む相手は裁判官だ。
民事部の裁判官は、膨大な書類と日々格闘しているので、ストレスなく読むことができ、内容をしっかり把握できるようにする工夫が必要だ。
びっしり文字で埋まっている書面は読みにくいので、頻繁に改行して白い部分を残しておくことを最初にアドバイスした。
一般人でも、ページがびっしり文字で埋まっている書籍を読むのは辛い。
次に、理由を主張でサンドイッチする方法を説明した。
例えば、「被告(相手方)は、○○と主張しているが、以下の理由から当該主張は不自然である」と書く。
その後に、箇条書きで理由を述べる。
理由の数は、3個程度が望ましい。
たくさんの理由を挙げてしまうと、大して説得力のないものが含まれ、主張の威力が削がれる恐れがあるからだ。
理由を箇条書きにしたら、「以上の理由から、被告(相手方)の主張は明らかに根拠を欠くものである」というふうに、もう
スポンサーリンク
読みやすい書面を書く3つのコツ
最近の投稿
- 【子育て世代女性にリーチ】育児×エンタメメディア「実況ベイビー」媒体資料
- 2024年11月18日株式市場の予想:AI支援策と円安の行方!市場が注目する最新トレンドと銘柄動向
- 「103万円の壁」問題を、玉木議員が改めてXで説明。( ..)φメモメモ
- ジョブ型雇用の人材は『戦闘力』が高い
- スタートアップと知財支援の最前線:加島広基弁理士の挑戦 (LeXi/Ventブログ)
- 歴史で見る住友不動産 デベロッパー特集【就活マニア公式】総合デベロッパー「住友不動産」歴史からひも解く徹底企業分析!/今後未来戦略までまるわかり☆
- A popular technique to make AI more efficient has drawbacks
- 🚗 自動車業界は世界経済において非常に重要な役割を果たしており、効率的に人々や貨物を輸送するために多様な車両を製造する企業が集まっています。
- 【103万円の壁】アルバイトにするか、パートにするか考えてみた
- MACOM Technology Solutions Holdings(MTSI)2024/Q4決算発表(2024/11/7)振り返り
コメント