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白川前総裁による日銀批判の波紋

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物価目標では課題を解決しない
日銀サイトより:編集部
黒田日銀総裁の前任者だった白川氏(青山学院教授)が1冊5000円もする分厚い日銀論の本を出版しました。金融・経済の専門書というより、継続している異次元緩和によるデフレ対策への批判論が展開され、波紋を投げかけています。総裁経験者による異例の著書は、古巣への異例の警告でもあります。
白川氏はエコノミスト・タイプの人物で、総裁就任の直前は京大教授でした。ねじれ国会が原因で、有力視されていた財務次官出身者がはずされ、白川氏が呼び戻されるという波乱の人事でした。さらに民主党政権が総選挙で敗北し、自民党政権が復活すると、安倍首相に金融政策の大転換に迫られました。そのことの是非も論じており、ドラマに満ちた回顧録でもあります。
消費者物価2%目標と大規模金融緩和は、白川氏の在任末期に、安倍首相の主導のもとで、路線が敷かれました。「退任した今頃になって、金融緩和を批判する資格なんかない」と、白川氏を批判、黙殺する人もおりましょう。だれにでも簡単にできる批判です。
金融政策を大転換させた政治と、金融政策の節度を守ろうと抵抗した日銀の攻防は、すでに詳細な検証がなされ、出版物もでています。それらによると、自民党が大勝し、安倍政権の圧力にじわじわと、白川体制を土俵際に追い詰められ、安倍首相と二人三脚の黒田氏が後任に座り、「物価2%アップ、期間2年、通貨供

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