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カショーギ事件はシリコンバレーの一つの時代の終焉か――SoftBank新ファンドの行方も不透明

事件の進展の速さは驚くばかりだ。きっかり1週間前、われわれはWashington Postのコラムニストがトルコで失踪した事件でサウジアラビアの資金が汚染されたのではないかと疑う記事を掲載した。しかしジャマル・カショーギがイスタンブールのサウジ領事館で消息を絶ったことに関して、シリコンバレーの取材先はほぼ全員が実名でコメントすることを拒否した。
いくつかのソースからオフレコで聞いたところでは、サウジの資金に利害関係をもつ人々は同国と、特にムハマド・ビン・サルマン皇太子との関係の安定を望んでおり、ことを荒立てたがっていないということだった。曰く、確実は証拠はない、成り行きを見守っている。シリコンバレーに投資しながら一方で自国民を拷問するような体制だと思うならナイーブすぎる。資金の出処が清浄であることを望んでチャンスを逃すくらいならサウジの資金を入れて会社を成長させることを選ぶ、等々だ。
たしかにシリコンバレーの企業はこれまでも多くのスキャンダルを乗り切ってきた。多くの人々を憤慨させるような事件が起きても、すぐ同種の事件が起きて前の失敗は忘れられるのが通例だった。1週間前にはトルコのサウジ領事館でサウジ国民のジャーナリストが消えた件もマスコミはすぐに忘れるだろうと思われていた。
しかしカショーギ事件は忘れられるどこころかその反対の道をたどった。事件はあまりにグロテクスであることが伝えら

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