勝谷誠彦さんといえば、アゴラの拙稿でも何度か書いているが、大手のメディアを辞めて自由闊達に生き抜く文筆家として、密かに「ロールモデル」として意識していた存在だ。
この頃のイメージが強いですが、最近は白髪です(勝谷誠彦サイトより)
2007年元日から毎日メール配信してきた有料コラム「勝谷誠彦の××な日記」も初期から購読。時事ニュースの独特の鋭い読み解き方に唸らされてきた。兵庫県知事選にマジで出馬しちゃったときには唖然とさせられたが、その勝谷さんが8月、長年の深酒がたたって、とうとう死にかけたのは周知の通り。衣笠・金本ばりの鉄人ぶりで11年あまり毎日続けてきた日記も、とうとう途絶えてしまった。
日記は勝谷さんの回復のめどがたつまで課金は停止。とはいえ読者が病状も気にする中で、発信もおいそれとは辞めるわけにもいかない。コラム発行人の高橋ヨロンさんこと高橋茂さんは、苦慮しながら病状レポートなどを日々代筆されていたが、あきらかに辛そうだった。高橋さんは、選挙業界のネットコンサルタントとしては草分け的な存在で、5年前からこの業界に足を踏み入れた私も現場で何度かご一緒し、お世話になってきた。
もちろん尊敬する勝谷さんのピンチということもあり、私から「みんなで代筆しませんか」と提案。言いだしっぺである以上、ゲスト代筆者の1号として本人が入院中にコラムを書かせていただいた。見舞い代わりに原稿料はタダ
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