カミングアウト・デーに、 LGBTを考える「work with Pride 2018」開催
企業などのLGBTに関するダイバーシティー・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体work with Pride(wwP)は、世界的なカミングアウト・デーの10月11日、カンファレンス「work with Pride 2018」を、千代田区の東京ミッドタウン日比谷で開催した。
同団体は、日本企業でLGBTの人たちが自分らしく働ける職場づくりを進める情報を提供し、各企業が積極的に取り組むきっかけになることを目的に、2012年から年1回、協力企業の場を借りて、人事・人権・ダイバーシティー担当者を対象にカンファレンスを実施している。
また、2016年から、日本初のLGBTに関する企業などの取り組みの評価指標「PRIDE指標」を設定。
同指標は、行動宣言(差別禁止規定など)、当事者コミュニティ、啓発活動(研修など)、人事制度・プログラム(福利厚生など)、社会貢献・渉外活動の5分野で応募企業を評価するもので、当日はパネルディスカッションとともに、指標の結果発表、表彰式が行われた。
冒頭、東京都の小池百合子知事のメッセージが披露された。
小池知事は、10月の都議会で「人権条例」が可決されたことに触れ「今後、条例に基づき、多様な性の理解を推進する」と表明。
「多様性が尊重され、温かく優しさにあふれる都市の実現に向けて、このイベン
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