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これから必要な事務方は「事務的でない」タイプだ

経済ニュース
事務は楽な仕事?
事務方の問題が止まらない。文科省の「モリカケ問題」「不正合格問題」、財務省の「決裁文書改ざん問題」「セクハラ問題」などだ。不正や不祥事まで発展しなくとも、組織において、事務方の怠惰は「お役所仕事」と非難される。事務とは辞書的には「組織の運営上必要な書類・帳簿などの作成やその処理に当たる業務」であるため、楽で瑣末な仕事だと捉えられがちである。
しかし、事務は決して楽な仕事ではなく、縁の下の力持ちでもある。政治家に対する官僚、教員に対する職員、演者に対する黒子、プレイヤーに対するスタッフ。こうした事務方は、相方であるパフォーマーのパフォーマンスが最大限引き出されるよう、事前に緻密に仕立てる段取り力とその場での臨機応変力が求められる。それらを怠れば国会答弁も授業も公演も試合も、台無しになる可能性がある。
その意味で、組織力は事務方で決まると言っても過言ではない。国際連合事務総長の仕事は、その多忙さから「世界で最も困難な仕事」と称されるほどである。
処理から遂行へ
AIやRPAなどで事務仕事が自動化されると言われるなかで、付加価値の高い仕事が事務方には求められる。私は大学の職員だが、2017年の大学設置基準の改正によって、事務方の役割は「事務の処理」から「事務の遂行」に変更された。当事者意識の希薄な事なかれ主義の仕事ではなく、組織の目的に従ってできることを自ら探し実行す

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