東京急行電鉄(東急電鉄)は10月10日、「地域特化型総合ECサービス」を2019年1月下旬に開始すると発表した。
東急線沿線にある小売店などの商品を販売するECサイト「SALUS ONLINE MARKET」を開設するほか、東急ストアや東急百貨店のギフトECサイト「ギフト日和by TOKYU BELL」もオープンする。
東急電鉄の3か年経営計画におけるリテール事業、EC戦略の一環。顧客と沿線店舗、東急電鉄にメリットが生まれるサービスを提供し、持続的な沿線の活性化をめざす。
地域特化型ECモデル図
「SALUS ONLINE MARKET」は月間23万部発行の沿線情報誌「SALUS」ブランドを掲げたECサイト。雑誌で過去に紹介した商品を販売するほか、各ショップとタイアップし、オリジナル商品も開発するという。
「ギフト日和by TOKYU BELL」は東急ストアと東急百貨店のギフト商品を扱う。
現在運営している東急ストアのネットスーパー「東急ストア/プレッセネットスーパー」に加え、合計3種類のショップでEC事業を展開する。
東急電鉄は2020年度を最終年とする3か年計画において、重点施策の1つとしてショッピングセンターや百貨店、ECなどリテール事業の再構築を掲げている。
重点施策として、リテール事業再構築に取り組んでいる(画像は決算説明会資料をキャプチャ)
※こ
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東急電鉄がEC強化、「東急ベル」が地域特化のECサービス
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