米Microsoft、オープンソース企業連合「OIN」に参画

オープンソースソフトウェア（以下OSS）の企業連合「Open Invention Network（略称OIN）」は現地時間の2018年10月10日、米マイクロソフトの参画を発表しました。
OINはOSSの特許を買い取り、参画企業コミュニティ同士でLinux系OSS技術を相互に無償ライセンスをすることで、コアコアテクノロジーの特許侵害を回避するという企業ネットワークです。

「OIN」は、OS等のコア技術特許を資金力に任せて買収するいわゆるパテントロール行為を回避するとともに、OSS活用による技術革新を促進することを目的として、2005年11月にIBM・ノベル・レッドハット・ソニーによって設立しています。
現在は、Googleやフィリップス、日本系ではNEC・トヨタなどからも資金提供を受け、ApacheやFIrefox・Perl・Python・MySQLなどを含む1300以上のグローバル特許とアプリケーションを所有しています。
OINコミュニティメンバーは、Linuxシステムに対して特許を主張しないことに同意する前提で、個人・組織に対してロイヤリティフリーでライセンスされます。

【関連URL】
・[公式] Microsoft Joins the Open Invention Network Community
蛇足：僕はこう思ったッス
自らのソフトウェアの特許を連合ネ

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