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児童虐待死は親に極刑求める声が続々

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少子化対策が空転、虐待最多
船戸結愛ちゃん(Facebook)
虐待を受けている疑いがあるとして、警察が児童相談所に通告した人数は今年上半期、過去最多の3万7000人に上りました。政府が重視している少子化対策、出生率の引き上げが空転しています。多くの人の涙を誘った船戸結愛(ゆあ)ちゃんの虐待死事件の検証報告書(3日)も公表され、児童相談所の連携がずさんだったとの指摘がなされました。虐待死は結愛ちゃん含め、19人でした。
特別養子縁組制度により、知人が民間団体・病院の支援を受け、経済的な理由で育児ができない親から幼児を引き取り、3年になります。子宝に恵まれないからこそ、愛情を降り注いで育てる。元気いっぱい育っている様子を知るたびに、失われたかもしれない生命を救う道はある。その子にとっては、天国と地獄、その落差はあまりにも大きいのです。
児童虐待は世界的な傾向らしく、米国では年1600人(14年)が亡くなりました。それだけに児童相談所数、担当職員数も日本よりずっと多く、手厚い保護体制を敷いています。日本も児童福祉司を来年度から4年間で、2000人増員し、今の1・6倍にする計画です。
結愛ちゃん事件でコメント多数
船戸結愛ちゃんの虐待死事件について、私はブログ「子を虐待死させた親は死刑に相当」(6月7日)を書きました。その前にも「子の虐待死には親は死刑か終身刑」(15年10月11日)をア

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