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石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾

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2018年9月後半に自民党総裁選挙(9月20日開票)と沖縄県知事選挙(9月30日開票)という話題を集めた選挙がありました。2つの選挙に共通していることは、事実上一騎打ちであり、マスメディアが、一方の候補を「力でねじ伏せる傲慢な圧制者」のように報じ、一方の候補を「虐げられながらも圧制者に果敢に立ち向かう誠実な民衆のヒーロー」のように報じたことです。そして2つの選挙で異なることは、マスメディアが推した人物が自民党総裁選挙では落選し、沖縄県知事選挙では当選したことです。この記事では、この2つの選挙結果に関するテレビ朝日『報道ステーション』の論評を論評したいと思います。
自民党総裁選挙
2018/09/18 テレビ朝日『報道ステーション』
富川アナ:今回の麻生氏の発言を石破氏は、現職の総理がいれば圧力をかけてもいいと言う意味で捉えている。
後藤謙次氏:麻生氏・石破氏は戦っている土俵が違う。党員票は19日必着なので終わっていると見てもよい。麻生氏は20日の国会議員投票に向けて「君らしっかり投票してくれよ」と自民党内の国会議員に対して引き締め、悪く言えば締め付けをやっている。一方、石破氏は「こんな自民党でいいのですか」と国民世論に向かって訴えている。つまり、「こんな自民党ではダメですよね。そこから先の事を是非考えて下さい」と。そして党員投票というのは国民に近い。その国民に近い人の投票結果が結

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