もっともっとサラリーマン漫画を読まなくちゃと思うのだが、なんせ島耕作シリーズが好きすぎて。そういえば、昨日はJR東日本の「大人の休日倶楽部」のポスターに島耕作が登場していて卒倒。人気者なのか、消費されているのか、複雑な心境になった。…これ、ちゃんと50代の頃の島耕作を使っているだろうか?もうちょっと老けていたような。
働かざる者たち (エヌ・オー・コミックス) [コミック]
サレンダー橋本
小学館
2018-08-29
そんな中、思わずKindleでカーっとなって買ったサレンダー橋本の『働かざる者たち』(小学館)が超絶面白かった。いまも一部はネットで読むことができる。彼は現在、『SPA!』で『全員くたばれ大学生』を連載している。大学教員として複雑な心境になってしまうタイトルだが、中身も強烈。ただ、大学生をバカにしているようで、大学生活への違和感や、居場所の問題などを描いた佳作である。
これが面白かったものだから、最新の単行本である同書を買ったのだが、これが面白いの、なんの。すべての作品を読んだわけではないのだが、彼は破壊力抜群のその絵を活かしつつも、さらには笑えるギャグを連発しつつも、人間の本質に切り込んでいく。「君たちはどう生きるか?」なんていう意識の高い問いかけがされる今日このごろだが。真面目に生き方を考えるならば、「いかに(必要以上に)働かないか」というの
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