『「デザイン経営」宣言を宣言で終わらせないための3つの提言』でも触れられている通り、日本でもデザインと経営の融合が叫ばれ始めた。これは、世界的なビジネストレンドみるとその重要性は明白で、企業の時価総額を見ても、ApppleやAmazon, Googleなど、デザインの力を活用してイノベーションを生み出してる企業が活躍している。
それに伴い、私達デザイナーの仕事の内容と、ビジネスや社会に対するその影響力もどんどん広がっているとも感じる。
自ずと、”デザイン”という言葉自体の概念も時代と共に変化し始めている。Webデザインや、UIデザインなど、これまでのいわゆる”絵を描く”ことから、デザイン的考え方を事業の為の一つの戦略スタイルとして活用する方向にシフトし始めている。特にアメリカでは、大きな企業からもデザインの重要性へが認識され、業績に直接影響を与えるレベルになってきている。
ビジネス的考え方とデザイン的考え方の違い
そもそデザインと経営は根本的に物事に対するアプローチが大きく異なる。「デザインとビジネスの微妙な関係【DFI2017より】」でも紹介されている通り、根底にある考え方がかなり違うと言える。
ビジネス的考え方
ロジカルで構造的
具体的な計画が立たない事業は進めない
感覚よりも分析中心
予算ありきの事業プラン
解決するべき問題が仮説ではなく明確になって
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