ad:tech tokyo2018のアドバイザリーボードメンバーは総勢36名。業界のリーダーであるメンバーのみなさんからのデジタル広告、マーケティング業界への問題提起を事務局が連載形式でインタビューします(特集一覧はこちら)。
今回は株式会社AbemaTV広告本部本部長/株式会社サイバーエージェント執行役員 山田陸氏に新しい放送局についてお話を伺いました。
—まずはじめに、山田さんの現在の業務内容を教えてください。
テレビ朝日さんとサイバーエージェントが共同で立ち上げた、インターネットテレビ局 AbemaTVの中の広告セクションを担当しています。当社は新たな事業としてAbemaTVに投資をしてきたので、それを今後いかにマネタイズするかということをミッションにしています。
—以前はAmebaブログを中心としたメディアの広告セクションを担当していらっしゃいましたよね。従来のデジタルメディアとAbemaTVのような新たな放送局という形のメディアとでは、クライアントとの向き合い方などに変化はありますか。
まず、出稿いただいている広告主の業種・業界が変わりましたね。デジタルメディアではダイレクトレスポンスを重視する業界、例えばEC事業を展開するような広告主が多かったです。一方のAbemaTVはテレビと同様にブランド広告主が多く、一緒に媒体を売っていく広告会社の方もweb専門部署の管轄からラ
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