多かれ少なかれ、独立・開業するにはお金が必要です。
法人か個人か、事務所や店舗のあり・なしによってかかる金額も違いますが、稼げるようになるまでには、ある程度の資金が必要なのは間違いありません。
ではそのお金、どのように用意しますか?
貯蓄があればそれを使えばいいのかもしれません。クラウドファンディングで集めるという方法もあります。借り入れをする場合は、親族から無利子で借りるという人もいれば、日本政策金融公庫や各種金融機関を利用する人もいるでしょう。
かかる費用も個人の事情も異なるため、特別なマニュアルがあるわけではありませんから、自分にはどの方法が適しているのか迷うのも当然です。できるだけ借金はしたくない…という本音も聞こえてきそうです。
借りるメリットとデメリット。借りないメリットとデメリット
皆さんは、借金をしないほうがいい経営だと思っているのではないでしょうか? もちろん借金はないに越したことはありません。ただし、無理は禁物ということです。
ここで1つの事例を紹介しましょう。
「ヨーロッパの古城を再現したレストラン」というコンセプトの商売を思いつき、希望の地に物件を確保した方がいらっしゃいました。ただ、借金をしたくないという理由から自己資金でできる範囲のややチープな建物にしたため、うまく古城の雰囲気を出すことができませんでした。結果、中途半端な仕上がりになり、お客が入らず店を
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