9/12のロシア・プーチン大統領の発言が日本で大きく報道されています。
「平和条約を結ぼう。年末までに。あらゆる前提条件なしで」
とのことですが、その前段には
「今思いついた!、単純なアイディアだが、まさに今ここで頭に浮かんだ!」
とも言っていて、軽い発言なのか重いのかよくわかりません。
しかし内容は日本側からすれば「ふざけるな!」という内容です。
そもそもこの発言はウラジオストクで開かれていた『第4回東方経済フォーラム』という場で出ましたが、このフォーラム自体、ロシアが外国からの投資を促すためのもので、人を呼んでいながら
「いい加減にしろ」
という感じです。
”あらゆる前提条件なしで平和条約を結ぶ”ということは、北方領土問題を切り分けるということを意味しています。
そもそも日本とロシアの間に平和条約が結ばれていないのは領土問題を抱えているからです。
以前のブログに書きましたが、実質的な終戦で武装解除した日本から無理やり固有の領土を奪ったのが北方領土問題です。
2016/12/19「【日ロ交渉後の◯秘情報も有り】今後、交渉を進めるために必要なことは?」
日本は平和条約と領土問題の解決はセットという立場です。
ちなみに国際法上、平和条約を結んでいないということは、まだ日本とロシアは戦争状態にあるとも言えます。
9/12はプーチン大統領は次のようにも言っています。
「70年間、われわれ
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