今週のメルマガ前半部の紹介です。
先日、経団連会長が就活ルールの見直しを表明して話題となりました。
【参考リンク】経団連会長、就活ルール廃止に言及「日程采配に違和感」
意外だったのは、テレビから新聞、週刊誌まで、多くのメディアが競って取り上げたことです。筆者自身、テレビやラジオや週刊誌などトータル10社近くにお話ししましたから。おそらく多くの人が「いよいよ来るべきものが来た」と直感したからでしょう。
いったい就活ルール廃止は、これまでの就活時期見直しと何がどう違うんでしょうか。そしてこれから就活はどのようにその姿を変えていくんでしょうか。
就活ルール廃止がゆくゆくは新卒一括採用廃止に行き着くわけ
たぶん半分くらいの人は、今回の就活ルール廃止するかも宣言について「過去もいろいろ就活時期を見直したことはあったのでその延長線だろう」くらいに考えていると思います。でも、今回のは過去の見直しとは本質的な違いがあります。それは「時期を動かすんじゃなくて、そういう区切りそのものを無くす」という点です。
就活時期がどうあれ、経団連とは関係ない新興企業や外資は昔から好き勝手に採用活動を行ってきました。それを経団連が黙認してきたのは、なんだかんだいっても優秀層は最後には外資や新興企業を蹴って大企業の総合職に収まる道を選択してきたためです。就活の時期を後にしようが前倒ししようがどっちみち自分たちのとこ
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