エストニアの配車サービスTaxifyは、欧州でBird、Limeと競合することになる。 新たな電動キックスクーターブランドBoltを立ち上げ、木曜日にパリでシェアリングサービスを開始した。
Taxifyはスクーターシェアに既存のモバイルアプリを活用している。このアプリは2013年8月に立ち上げて以来、25カ国でユーザー1000万人を獲得した。
同社の広報はTechCrunchに対し、今後はすでにアプリが展開されている欧州と豪州のいくつかの都市でスクーター事業を始める計画だと述べた。しかし、ドイツやスペインなど規則が障害となって配車サービスを展開できていない新マーケットも開拓する。
現在のところ、Taxify が米国のスクーター市場に参入する計画はない。
「Taxifyでは乗車の5回に1回が距離にして3キロ以下で、これはスクーターでカバーするのにちょうどいい長さだ」と、TaxifyのCEOで創設者のMarkus Villigは話す。「配車サービスのユーザーの中には、短い距離の移動にスクーターを選ぶ人もいるだろう。また、違うニーズをもった、完全に新規の客も引き付けるだろう。つまり、多くの人の毎日の移動を手伝えることになる」。
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