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ケータイ料金:下がってもアレにはご注意!

経済ニュース
「携帯電話の料金は高すぎて下げられる」
と菅義偉・官房長官や野田聖子・総務大臣が発言しています。
料金が下がるのは嬉しいことですけれどもNTTドコモもKDDI(au)もソフトバンクも全て民間企業なのになぜ政治・政府が口を挟むのでしょうか?
例えば
「東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどテーマパークの入場料やフリーパスが高い」
と政治の側が口を挟むことはあり得ません。
ただ携帯電話は“公共財産である電波”を使っている点ではその正当性があるかもしれません。
しばしば
「日本の携帯料金は世界的に見て高い」
と言われます。
しかしこれはデータ通信量のドコで見るかでただいぶ違うようです。
次の総務省の資料をご覧下さい。
『電気通信サービスに係る内外価格差調査』総務省
これでは東京(日本)とニューヨーク(米)、ロンドン(英)、パリ(仏)、デュッセルドルフ(独)、ソウル(韓)を比較しています。
日本は通信量20GBの場合は6都市中2番目に高いですが、
5GBになると4番目でむしろ安く、2GBは3位で真ん中ほどで、一概には
「高い」「安い」
とは言えません。
それでも政治主導で携帯料金を下げようということなわけですが、今回は報道を聞いた瞬間、
「これは景気対策だ」
とピンときました。
確かに携帯電話はもはや必需品で、毎月の支払いは固定費ともいえます。
下げられれば他にお金を

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