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異なる仮想世界を結び商取引できる──AR/VR&ブロックチェーンのVERSES財団が東京拠点を開設、Telexistenceが参画

AR/VR(拡張現実/仮想現実)、ブロックチェーン/決済、位置情報を組み合わせた技術である「Spatial Web(空間Web)」を開発するVERSES財団が東京に拠点を開設した。同時に、テレイグジスタンス(遠隔存在)に取り組む日本のスタートアップTelexistenceがVERSES財団の取り組みに参画することを明らかにした。
Spatial Webプトロコルは、AR/VRで実現する仮想世界の相互接続、V-commerce(仮想世界での商取引)、スマートシティのインフラなどの用途を想定する技術だ。仮想世界上のモノ、場所、アセット(資産)のアドレスや位置情報を「複数のブロックチェーンに発行、流通、管理する」ことを可能にするとしている。後述するように、AR/VR上の仮想世界に経済圏を構築する仕組みとしても機能する。
Spatial Webプロトコルは、AR/VRアプリケーションの上で、複数の仮想世界を結び、商取引などの応用を可能とする。例えば、サプライチェーンの仮想化で、仮想世界の原材料を購入し、加工して製品にし、それを仮想世界の店舗に陳列して販売するような応用が可能となる。また、仮想世界の中で1人のキャラクターが、経営主体が異なる複数の異なるブランドの店舗で購入した複数の服飾品アイテムをコーディネートして身につけるような世界観を実現できる。
後述するように、Spatial Webの

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