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入管が庁に格上げ、法務省の外局に:ところで気象庁は?

経済ニュース
「“入国在留管理庁”が来年4月に創設」という報道がありました。
これまで不法滞在している外国人など取り締まってきた“入国管理局(入管)”が組織改編されるということです。
その背景は何か。
留学生や技能研修生、働いている外国人などいわば日本で生活している外国人は昨年末で256万人と過去最高になりました。
また東京・大阪・福岡・札幌とどこへ行っても外国人だらけですが、多くはインバウンド=旅行者です。
昨年の海外からの旅行者数は2869万1千人とこれも過去最高です。
今年も1月から6月の上半期だけで1,589万8,880人の外国人が来ていて、これは昨年を15.6%上回っていますから、今年も史上最高になるでしょう。
ということは、入管の仕事は増えているということです。
政府は広い意味での外国人労働者や海外からの旅行客いずれも増やしていこうという方針で、そのためにこれまでの入管を入国在留管理庁に格上げして人員も4,870人から5,170人ほどに増やそうということです。
省といえば昨今、話題(問題?)の財務省や、文部科学省があります。
庁には税金を扱う国税庁や年金などの社会保険庁(現在の日本年金機構)などが私たちには身近です。
省と庁の決定的な違いは、省には大臣が居ますけれども庁には居らず、庁を設置した省の大臣が所管大臣になります。
一方で庁はもともと特殊・専門的で規模が大きいなどの理由で設

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