「とんかつ屋の悲劇」「とんかつ2020年問題」をご存じでしょうか?
「とんかつ屋の悲劇」は神戸国際大学の中村智彦・経済学部教授の記事で、Yahoo!ニュースで発見しました。
「とんかつ屋の悲劇~行列ができる人気店がなぜ廃業するのか」(中村智彦・神戸国際大学経済学部教授)
記事によると、東京の有名なとんかつ店がどんどん廃業しています。
開店前から行列ができるような今のご時世だったら1000〜1500円してもおかしくない美味しいとんかつ定食を600〜800円で出しているお店なんだそうでです。
逆に言えば、チェーン店でも真似できないような質と値段を実現していたのは、すでに減価償却が終わった古い設備とローンの支払いを終えた自前の店舗、そして年金を受給しながら夫婦で切り盛りして、夫婦2人で1人分の給料でやっているということなのです。
だから若い後継者が引き継ぐのは無理ということで、廃業に至っています。
「とんかつ2020年問題」は、文春オンラインでかつとんたろうさんというフリーライターが書いている記事です。
「とんかつ2020年問題とは何か〜東京も、とんかつも大変化する時代に」かつとんたろう(フリーライター)
第一次のとんかつブームは大正12(1923)年の関東大震災で屋台文化が壊滅して新しいお店ができる、新しい文化が広まるという中で起きたそうです。
次の第二ブームは昭和30(1955)年
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