ad:tech tokyo2018のアドバイザリーボードメンバーは総勢35名。業界のリーダーであるメンバーのみなさんからのデジタル広告、マーケティング業界への問題提起を事務局が連載形式でインタビューします(特集一覧はこちら)。
今回ご登場いただいたベクトルグループ取締役副社長吉柳さおり氏は学生インターン時代にベクトルグループ設立に関わって以来、PR業界を牽引。SNSやオウンドメディアといった新しい発信手法や、AIなどの新技術の発達によって「PR」がどのように変化しているのか伺ってきました。
—ベクトルグループではベンチャーキャピタル事業を行っていらっしゃいますよね。PRとは事業として少し離れた分野の印象を受けますが、支援先の企業とはどのようなやり取りをしていらっしゃるんですか?
ファイナンスだけでなく、ブランディングを一緒に行っています。一般投資家にも成長性を感じてもらえるような企業になるためにはコーポレートブランディングが必要なんです。ロゴ、社名、ビジョン、事業、ブランディングのために認知向上の為のコミュニケーションだけでなく企業価値をあげるお手伝いをしています。
—それは確かにPR的な視点が効きそうですね。
もともとPRはマーケットを俯瞰して、競合企業と比較した上での強みを発信するのが本域です。AIやRPA(Robotic Process Automation、業務の自動化)
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