今年1月のCESで、GoogleはAmazonのEcho ShowおよびSpotに対抗する新たな製品カテゴリーを大々的に発表した。LG、LenovoおよびJBLの3社は、それぞれの画面付きスマートスピーカーを披露しようと舞台袖で待っていた。,
一方でGoogle自身の不在が目についた。Amazonと対抗する大仕事はサードパーティーのハードウェアメーカーに任せているように見受けられた。しかし、 Nikkei Asian Reviewの最新記事によると、Googleは画面内蔵のHomeデバイスを年内に発売する計画だという。
LenovoのSmart Display(初期の3機種の中でいちばん見栄えが良い)は先月末に発売された。一方Googleは自社の独自製品を作るためにハードウェアメーカーを積極的に口説きまわった。そしてI/Oカンファレンスでは、プロトタイピング用キットを参加者に配布までした。
この戦略には少々驚かされた。なぜならGoogleは自社ブランドのHome製品で成功を収めてきたからだ。最近のCanalysの報告書によると、全世界売上が対前年比449%増で、Amazonを優に上回っている。しかし、メーカーを先行させたことで、GoogleはサードパーティーによるGoogle Assistantの利用を、Home製品ライン拡大後も継続させるという信頼を得ることができる。
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