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ウィーン市は「世界一」住みやすいか

経済ニュース
シェーンブルン宮殿(ウイーン市観光局提供)
「ウィーン市が世界で最も住みやすい都市に選ばれた」というニュースが飛び込んできた。40年余りウィーンに住んでいる当方は「へェー」と叫んだ後、「自分はひょとしたら世界で最も住みやすい都市に住む、世界で最も幸せな人間の一人ということになる」と考えた。
英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が毎年発表している「世界で最も住みやすい都市ランキング」で、オーストリアの首都ウィーン市が「2018年版第1位」の名誉を獲得したのだ。前年まで7年連続首位だったオーストラリアのメルボルンを抜いた。もちろん、ウィーン市にとって初の快挙だ。14日夜のニュース番組で早速、ロンドン発の「ウィーンは1番」のニュースを報じていた。
英BBCによると、「調査は世界140都市について、政治的安定性、社会的安定性、犯罪、教育、健康医療制度の利用しやすさなどの項目を評価し、順位付けした」というから、少なくともランキングはシリアスに行われたのだろう。ロクサナ・スラブチェバ調査担当編集長は「ウィーンが首位を獲得したのは、治安の改善」を反映した結果という。
そこでエコノミスト誌とは別に、少し独自のファクトチェックを試みた。
まず、「治安問題」だ。確かに、オーストリア連邦犯罪局(BK)が先日公表した「2018年上半期犯罪統計」を見る限り、年々犯

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