『鬼速PDCA』
-鬼速PDCA。
2016年に株式会社ZUUのCEO富田和成氏が掲げ、書籍『鬼速PDCA』は話題を集めました。
通常のビジネス本と同程度のサイズ・価格ながら、その中にはPDCAの基礎や応用法がこれでもかと詰め込まれています。
今回は「鬼速PDCA」がなぜすごいのか、その仕組みについて考えてみました。
興味が出ればぜひ『鬼速PDCA』を読んでみて(または再読してみて)ください。
まずは鬼速PDCAの基本的なところ
著者はPDCAを「前進を続けるためのフレームワーク」と定義しています。
そして鬼速PDCAは、そのサイクルを高速で回し、より早く前進し続けるための考え方です。
ここでの「前進する」とはいかなる意味でしょうか?
成果を出すこと? 成長すること?
どちらも当てはまると思いますが、もう1つの捉え方として「新たな課題を見つけること」があります。
鬼速PDCAは新たな課題を次々と見つけて、成果・成長につなげるフレームワークなのです。
さらに「速さ」は正のフィードバックを生みます。
次々と課題を見つけ対処していく過程は自己効力感の獲得につながるでしょう。
自己効力感はモチベーションになり、成果につながります。成果が上がると当然モチベーションもまた上がるわけです。
「速さ」がこのサイクルの熱を冷まさ
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