東京医大・女性「差別」入試:やるべきは「区別」でしょ!
東京医科大学の女子減点問題は、8月7日に内部調査委員会が結果を公表して不正を認めました。
その手法は全受験生の点数に係数を掛けて一律に減点した後、女子や多浪生には加点を少なくしていました。
得点調整
全員0.8の係数をかける
↓
属性に従い、次のように加点
属性
加点
現役、1浪、2浪の男子
20点
3浪男子
10点
女子、4浪男子
0点
すなわち有利だったのは男子で現役から二浪までということでした。
多浪生もこのような扱いになったのはその後の医師国家試験に受かりにくい傾向があったからのようですが、それにしても募集要項では平等ながら試験で不平等に扱うとはとんでもないことです。
女子についてはもうはっきり女性差別で、そんなに女子を入れたくないならば東京女子医科大学のようにこの際、東京医大をやめて東京「男子」医大にすると議論すればよかったのではないでしょうか。
といったところで実は当の女性医師からはこの件に理解を示す声が多いというNHK NEWS Webの記事を見ました。
女性医師の6割「東京医大の女子減点に理解」背景に無力感か
あるアンケートに女性医師103人が今回の東京医大の対応について以下の通り回答しています。
合計
65%
理解できる
18. 4%
ある程度理解できる
46. 6%
その理由は
納
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