平安伸銅工業株式会社のオフィス
前回は平安伸銅工業(株)社長の竹内香予子さんの入社経緯から入社後に知る会社の危機までを伺いました。今回は平安伸銅工業(株)の復活に向けて、どのように歩み始めたのかを伺います。
前回の記事はこちら
「事業承継はカッコ悪くない! 【第1回】与えられた役割から自分らしさを見つけだす」
PROFILE
竹内香予子さん
“突っ張り棒”のトップシェアメーカー、平安伸銅工業(株)の3代目社長。代替わりを期に、新マーケット創造とブランド力強化を目指し、組織改革や新製品開発に取り組む。当初“突っ張り棒”は“オワコン”(流行が廃れてしまったもの)だと思っていたので、お片付け専門ウェブメディアを立ち上げたり、思い出の品専用の収納ボックスを開発したり、果敢に新事業に挑戦するが成功に至らなかった。しかし、今一度、自分たちの強みに立ち返ってみると、“突っ張り棒”がいかに機能的で生活に役立つものか魅力を再認識する。現在は、“突っ張り棒”の特長を活かした新製品「ラブリコ」や「ドローアライン」の開発に携わる傍ら、“突っ張り棒博士”として“突っ張り棒”の正しい使い方や意外な活用術をメディアにて発信している。元産経新聞記者。
商品にワクワク感がない…でも課題を共有できない苦悩
——前回の最後に話が出た“アントレプレナーファイナンス実践塾(以下、実践塾)”では、結果的にどんな学びがあり
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