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「パンプキンショック」はリーマンショックと何が違うか

経済ニュース

「パンプキンショック」という言葉をご存知でしょうか。パンプキンとはかぼちゃのこと。あの不動産トラブルがきっかけでマーケットに広がるショックのことです。
今年に入ってから社会問題化した「かぼちゃの馬車」(写真)ブランドで展開されていたシェアハウス投資問題。物件価値の低い物件を高値で販売し、持続不可能な水準の30年家賃保証を付け、スルガ銀行のフルローン(頭金なしの全額融資)で購入してもらうというスキームです。
今年に入り保証していた家賃の支払いが停止し、運営会社は破たん。投資家はローンの返済ができなくなり、自己破産する人も出てきています。同時に、融資の審査における属性資料(年収や資産額の申告)の改ざんが問題になり、銀行の審査方法に対する批判も高まりました。
スルガ銀行は、地方の一棟もの物件に対する積極的な融資で知られましたが、この融資が一気に止まり、不動産融資に積極的だった他の地方銀行もこの流れに追随し始めました。
その結果、地方一棟ものの融資が出なくなり、取り扱い業者が苦境に陥っています。また、以前に融資を受けて購入した投資家は物件の売却が困難になり、投資の「出口」が見えなくなってしまいました。
これが「パンプキンショック」です。
今後、投資用地方不動産は価格が更に下落していくと想定します。フルローンの融資が付くという理由だけで、フリーレントや賃貸仲介業者へのキックバックなどで無理

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