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「政策至上」など:「安倍対石破」的な総裁選報道に辟易

経済ニュース
石破 茂です。
先般、新潮新書から上梓した拙著の「政策至上主義」というタイトルには、「政局至上主義」であってはならない、という思いも込めました。総裁選を巡っても、「誰と誰が会った」的な動向記事が報道のほとんどを占め、政策や自民党の在り方について、現時点で候補に名の挙がっている誰が、どのように考えているのかについての報道はほとんど見受けられません。
総裁選挙についてはまだ始まってもいませんし、私も含めて正式に立候補表明をした者がいないのでやむを得ない面もありますが、この春の憲法改正についての報道も「安倍対石破」的なものばかりでいささか辟易させられたものでした。このような報道では、国民の理解も深まるはずはありません。
政治は結果がすべて、と唱える向きもありますが、これは民主的手続きを全く無視した暴論です。民主主義は参加するできるだけ多くの人々に、正しい知識と情報を共有していただかなくてはその機能を果たせず、暴走する結果にもなりかねないことは歴史が証明する通りです。
政治の使命として、主権者に正しい知識を持って頂く誠実な努力をせず、「どうせわからないから」とばかりに「結果がすべて」とするような立場には私は全く与しません。
今回の自民党総裁選挙は事実上、日本国内閣総理大臣を選ぶものとなるのであり、どのような政策が実行され、政権与党たる自民党がどのように運営されるのか、というのは決定的に重要

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