点を面にする「ビジョン」
ラムレーズンパイ
岐阜県多治見市が40.7度を記録した翌日、同じ東濃エリアの恵那へ灼熱の日帰り出張をしました。この日は母の84歳、誕生日。前回このコラムでもご紹介したパティスリーGIN NO MORIでお祝いを買いました。
本来は取り分け用サイズのラムレーズンパイですが、あっという間にひとりで完食。若い頃アメリカでアイスクリーム5個にバナナとチョコレートファッジをトッピングした巨大スイーツを平らげた胃袋は、いまだ健在なようです。
さて、冷凍おせちメーカー「銀の森」との商品開発プロジェクト。「ひとと森は共生できる」というビジョンを確定し、忙しい毎日に疲れた生活者に「どんぐりクッキー」を企画したところまでお話ししました。今日はその続きです。
パティスリーGIN NO MORIに並ぶのは、「森のおすそわけ」を実感できる商品。例えば日本の森で採れたどんぐり粉のクッキーもそうですし、クルミがざくざく入ったピーカンパイも、母に贈ったラムレーズンも、すべて森の恵みを意識して設計しました。ところでそんな商品に込めた「思い」をお客様と共有するためには、具体的に何をしたらよいのでしょうか?ぼくたちは大きくふたつの準備を進めました。
一つは「ひとと森との共生」というビジョンを直接、お客様と共有する機会をつくることでした。
銀の森が理想とする
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