デジタルに対してCMO等はどう向き合うべきか?―PeopleとBrandのセッション
筆者は2015年に、“デジタルとの向き合い方”に悩んでいるCMO(最高マーケティング責任者)、マーケティング担当部長、ブランド担当者(以下、「CMO等」と表記)といった方々に向けて、以下のような連載コラムを執筆しました。
ブランド・グロースハック―ビジネスの成長を約束する「マーケティング×IT」新手法
上記連載から3年がたち、デジタル環境も大きく進化する中、更にブラッシュアップした新連載をお届けします。
<目次>
▼I デジタルと人間の“セッション”でマーケティング力を高める
▼II CMOの役割は「全体最適化」と「イノベーションの環境づくり」
▼III 全体最適化やイノベーションを推進していくべき四つの領域
▼IV デジタル時代のブランド構築は「Whyモデル」
Ⅰ デジタルと人間の“セッション”でマーケティング力を高める
2012年頃からのビッグデータに始まり、最近では位置情報データ、決済データ、IoT、AI、音声デバイス、AR/VR/MR(※1)など、データや最新テクノロジーを活用したデジタルマーケティングはますます重要度を増しています。
今や、ターゲットや顧客に関するさまざまなデータが充実し、それを活用し顧客理解を深め
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