「港区バブル」にはこれから乗っても遅くない
1年くらい前から、私の住んでいる港区では、昭和のバブルが再来したかのような出来事が次々起こっています。
例えば、六本木にある焼き鳥店。決して超高級とは言えないお店ですが、男性の団体客がカウンターでシャンパンのボトルをポンポン開けながら、焼き鳥を食べている。恐らくITやフィンテック関係の新興企業の経営者グループではないかと勝手に想像しました。10万円以上と思われる会計をすると、2次会に行くためかわずか1時間ほどでお店から出ていきました。
このお店に限らず、六本木界隈では週末になると人気店は予約が取りにくく、街の賑わいも遅くまで続きます。叙々苑六本木本店では、夕方予約の電話を入れると「お席のご用意は23時半からになります」などと平気で言われます。何回転しているのでしょうか。
賃貸住宅の家賃も右肩上がりになっています。私の借りていたホテルレジデンスも、数年前の賃料よりも2割から3割上がっています。それでもネット上で検索すると空室がなかなか出てきません。良い方角の部屋は空室になってもすぐに埋ってしまいます。
東京ミッドタウンの向かいに完成したタワーマンション。売り物件のチラシが入っていますが、100平米以下なのに価格は約3億円。本当に買う人いるのかという値段です。こちらも、新築時よりも価格上昇しているようです。
都心の不動産はもう高過ぎという声もありますが、この「港区バブル」は昭和のバブ
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