Samsungの“壊れない”ディスプレイを、最初から疑問視する人びともいる。人間は、疑う動物だ。でもやはり、2メートルの高さから落としても壊れないし異状もないスマートフォンと聞けば、すごく心惹かれてしまう人が多いことも、否定できない。
そのSamsungの自由に曲げられるOLED(flexible OLED, 可撓性OLED)が実機に載るのは、いつのことか。新製品への期待が大きいことを知ると、SamsungやLGは経済的な検討がまだない時点でプレビューをちらつかせる。こういう珍品に関心を向けすぎると、人びとは必ず、そんな残酷なジョークに見舞われる。
しかし、し・か・し、今度の噂は、来年発売される“折りたためる”ディスプレイ(foldable display, 褶曲性ディスプレイ)を指している。壊れないディスプレイを載せた壊れないスマートフォンという夢のような話も、そのとき正夢になるのだろうか。確かに、“それ”をめぐって今、いろんなテストが行われているようだ。
製品テストの老舗ULの落下テストは(やってる人は楽しかったと思うが)、ディスプレイを120センチメートル(4フィート)の高さから連続で26回落とした。超高温や超低温のテストも行い、上で述べたように、念のために180センチメートル(6フィート)からも落とした
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