スタートアップによるエンジェル投資家への月次報告の是非
最近Umeki Salonで議題に上げた話がなかなか多様なコメントが出て、記事で広く意見を聞いてみたいと思ったので、記事にしてみました。
Uberの初期投資家・カラカニスによる「エンジェル投資家」という本が出て、それを読んでいる起業家や投資家がTheStartupの読者には多数いらっしゃるかと思います。
本書の中で、カラカニスは「月次報告を送ってこなくなった投資先から久々に連絡があったら、倒産報告だった」という話があり、それ以降「投資先からの月次報告を必須にした」という話があります。
スタートアップによる投資家に対する月次報告ですが、VCであれば必須とする方が日本では多いかと思います。特にラウンドが進んでいけばいくほど、例えばIPO準備などもあるので、レポーティング精度も上がり、きちんとやっているスタートアップの比率が高まるはずです。
一方でシードやアーリーステージでまだVCが入っておらず、エンジェル投資家のみの場合、月次報告は必須とすべきなのでしょうか。
私が聞く限りでは、月次報告を煩わしいと思っている起業家も一定数いますし、実際に月次報告のオペレーションが回っていないスタートアップも多数あるかと思います。
サロンでは「月次報告必須派」と「月次報告必須ではない派」に意見が分かれましたので、回答者名は伏せて、コメント欄の一部を要約してご紹介します。
月次報告
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