写真中央がUplift Labs CEOで、元テスラ日本法人代表の樺山資正氏
米国に拠点をおくAIスタートアップのUplift Labsは7月25日、ソフトバンクグループでAI特化型のインキュベーションを行うディープコア、スパークス・グループが運営する未来創生ファンド、および複数のエンジェル投資家などから総額120万ドル(約1億3000万円)を調達したと発表した。これが同社にとって初の外部調達となる。
Uplift Labs(以下、Uplift)は、米国パロアルトに本社をおくAIスタートアップ。同社を率いるのは日本人CEOの樺山資正氏だ。同社は現在、ステルスでプロダクトの開発を進めており、その全貌はまだ明らかになっていない。ただ、樺山氏の話によれば、同社はセンサーとしてウェアラブル端末を使用せずに人間の動きを解析できるような運動解析ツールの開発を進めているという。同プロダクトを利用することで、運動フォームの改善やけが防止のためのアドバイスをリアルタイムに受けることが可能になる。
「ウェアラブル端末では計測できる領域がランニングや水泳に限られるが、Upliftではウェイトリフティングなども含め、さまざまな運動に適応できることが強みだ」と樺山氏は話す。
同社はまず、このプロダクトを米国のフィットネスクラブやプロスポーツチームに月額課金のSaaSとして販売する予定だという。
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