世界のビデオゲーム市場は約300億ドルの規模がある。それに対して、スポーツビジネスの市場規模は約900億ドルとみられている。ゲームとスポーツは、それぞれ異なる市場として扱われてきたが、近年では両方の融合が進んでいる。海外では、ビデオゲームをスポーツ競技として扱う「eスポーツ」の人気が高まっていることの他に、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のテクノロジーによって、リアルなスポーツにも、デジタルの要素が組み込まれるようになってきたことが背景にある。
これは「バーチャルスポーツ」や「ARスポーツ」として、新たな市場を形成しはじめている。たとえば、日本のスタートアップ企業、株式会社meleapが開発した「HADO」は、頭にヘッドマウントディスプレイと、腕にアームセンサーを装着して行うARスポーツで、仮想のエナジーボールとバリアを駆使しながら、相手チームと闘う対戦型ゲームだ。アクティブに体を動かしながら闘うため、新種のスポーツとして楽しめる。このゲームは、日本よりも海外のほうが人気が高まっており、米国、シンガポール、マレーシアなどで大会も行われている。
Source: 起業3
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