デジタル領域でのシニアの伸びしろに注目 ~音声検索機能を駆使!?~
前回は価値観のタイプによって何が違うのかの例として、「買い物」意識の差をご紹介しました。
2回目はビデオリサーチの「Senior+/ex」※の最新データから、インターネットやスマートフォン(以下、スマホ)など、デジタル環境やデバイスに関する意識・行動の違いを見ていきます。
昨今、日常生活へのデジタルの浸透が急速に進んでおり、パソコンはもちろんスマホを使うシニアも珍しくなくなりつつあります。ただ、シニアのデジタルとの関係性については、まだ若い年代に比べると個人差が大きいのも現状です。その一端も、価値観のタイプによって読み解ける部分があります。
「シニア価値観セグメント」とは・・・ 考え方も行動も多様化・複雑化しているシニア層を理解するための新たな切り口として、"価値観"で分類したセグメント。価値観は6タイプに分類され、それぞれを「行動が積極的か控えめか」、「志向が伝統的・保守的な傾向か、変化や刺激を好む傾向か」という2軸4象限上にプロットしたもの。
アクティブトラッド:リタイアして悠々自適に暮らしている方が多く、お金あり時間あり。消費も行動も積極的だが、伝統的な家族観が強い。いわゆる「アクティブシニア」と言われてきたイメージに最も近い。
ラブ・マイライフ:若さや美への追求心、アンチエイジング意識が強く、新しい物好き
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