精力的に地元活動を行う石破氏(Facebookより:編集部)
石破 茂です。
一昨日の衆議院本会議において、鳥取・島根、徳島・高知のような、参議院選挙区が合区の対象となり、自県から国会議員を出せない県への対応として、参議院の比例区名簿に一部拘束式を導入し、当該県の候補者を上位に搭載することにより、この状態を緊急避難的に改善するための公職選挙法案が成立しました。
1票の格差を3倍以内に収めるために、最も一票の軽い埼玉選挙区の定数を1議席増やし、職能代表的性格を有する比例区に、自県から出せない県の候補者が優先的に上位に2名搭載されることに対応して比例区を2議席増やす(参議院は3年ごとに半数改選なので、3×2=6議席の増となる計算です)、というのがその内容です。
場当たり、お手盛り、党利党略、わかりにくいと散々に批判されていますし、定数増が世間に理解されないのもよくわかるのですが、衆議院と参議院の役割を憲法上明確に分け(議院内閣制の下での二院制の在り方は、一方が「権力を作る院」であり、もう一方は政府に役職者を出さない「権力を監視する院」であるのが望ましいと思っております)、それによって参議院における一票の格差を容認するような憲法の改正が、時間的に来年の改選までには間に合わず、都市部の定数を大幅に増やすようなことも、比例区の定数を削減して選挙区に回すことも到底容認され得ず、そうなれば結果と
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合区解消、大平記念館訪問など
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